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初心忘るべからず

こんにちは、住吉です。

11月下旬にしては暖かい日が続いているなあ・・・。
と思っていたのですが、今日は寒さが非常に厳しいですね。
体調など崩されぬよう、お気をつけ下さい。

さて、今回のブログ内容ですが。

「初心忘るべからず」

室町時代、父の観阿弥とともに、猿楽(現在の能)を大成した世阿弥の言葉です。
みなさまも何度も耳にされたことがあるかと思います。

「何事も、初めの謙虚な気持ちや志を忘れてはならない」

という意味で広く解釈されていますが、諸説あるようですね。
本日は一般的な解釈で、お話をさせて頂きます。

解釈が気になる方は、能楽情報のポータルサイトさんへ。 ⇒the能ドットコム

最近は、遠方への出張も落ち着いてきて、事務所で仕事をする時間が増えてきました。
(代表の長尾は、本日九州に出張しておりますが。笑)

やはり支援内容は事業再生案件が多いのですが、
人事考課制度の構築や、新しい企画立案も行っています。

また、定期訪問させて頂いているお客様の支援のひとつとして、
採用活動や新入社員の教育にも携わっています。

大企業と比較しますと、中小企業での新人教育は非常に難しいです。
体系化された教育制度などはなく、新入社員は入社後すぐ、現場での実務が始まります。
また、毎年継続して新卒採用を行っている企業も多くありませんので、
年次の近い先輩・上司でも10歳以上離れていたり、ということも往々にしてあります。

業務上での指導や教育は、実践を通して伝える場面が多くありますが、
たとえば気配りやビジネスマナーについては、ひとつひとつ丁寧に教えきれなかったり・・・。
やらないといけないとは分かっていても、難しいのが実情です。

今回は、こうした状況をふまえて、
お客様の新入社員さんと、
ビジネスマナーや社会人としての立ち居振る舞い等について、
ディスカッションさせていただくことになりました。

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新入社員向けの本も、数え切れないほどありますが
今回は、解説が丁寧で読みやすいものをピックアップしました。

これらの内容をまとめてチェックシートを作成し、
新入社員さんにも自己評価して頂きながら、ディスカッションを進めていこうと考えています。
現在、チェックシートを作成中です。

 

 

また、私が内定者の時に読んで
本棚の奥に追いやっていた本を引っ張り出して読み返しました。

 

IMG_7531

ふせんが多すぎるのはさておき、
当時のふせんと、読み返してつけたふせんの場所が全然違うんですね。
(黄色が当時、青色が現在です。)

よく、昔読んで内容がまったく理解できなかった本が、
数年後に読むと理解できるようになった、という話は聞きますが、
逆に、昔読んでいた本(かつ内容が原理原則や基本的なもの)を改めて読み返すのも、
新しい発見があって非常におもしろいです。

 

ちなみにこちらは、
ライフネット生命の代表取締役(当時は副社長)の岩瀬大輔さんが著された
「入社1年目の教科書」という本です。
当時ベストセラーになったので、ご存知の方も多いかと思いますが
ふせんが物語っているように、非常にお勧めの一冊です。

コンサルタント向けですと、61ko4nE5ovL
「マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書」もお勧めです。

これらの本を読み返してみて、
まだまだ出来ていないことばかりで、はっとさせられました。

「初心忘るべからず」

自分自身に、言い聞かせます。

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